先日、ジーンライフという遺伝子検査会社の検査を受けたところ、私のY染色体ハプログループは、D1a2aであった。このD1a2aは縄文人の父系で、私はこの結果に非常に驚いた。

なぜなら、学校では、縄文人はアイヌ人と琉球人を除き、すでに滅びたと教わってきた。弥生人が日本列島にやってきた後、縄文人はどこかへ消えてしまったと。だから、私は自分が縄文系だと考えたことは一度もなかった。
しかし、縄文人は私の肉体の中で生きていた!
驚きはそれだけではなかった。D1a2aについて調べるうちに、天皇のY染色体ハプログループもまた縄文系である可能性があることを知った。そして私自身が、天皇と同じ父系の末裔である可能性があった。
この可能性は本当に夢にも思わなかった。自分が縄文系であることも、天皇が縄文系であることも、そして自分と天皇が同じ父系の血を引いているかもしれないということも。
では、天皇の父系は本当に縄文系のD1a2aなのだろうか?私たちと一緒にその可能性を縄文人の観点から探ってみよう。縄文人としての私の霊感を十分に発揮して。
D1a2aの不自然な偏り
まず、天皇のY染色体ハプログループが縄文系のD1a2aである可能性は、大和民族におけるD1a2aの支系D-Z1500(D-Z1504)の高さに関係している。
大和民族の核ゲノムを見ると、その80%以上は弥生系である。ところが父系、すなわちY染色体ハプログループに限ると、縄文系であるD1a2aの割合が30〜40%近くに達する。核ゲノムの比率と比べて、縄文系のY染色体は明らかに過剰に表現されている。
これはなぜだろう?
考えられるのは、縄文系のY染色体を持つ男性が、歴史の中で支配的な地位を占め、父系を優先的に後世へ伝え続けてきた可能性である。

さらに注目すべき数字がある。Wikipediaによれば、D1a2aの中でもD-Z1500というサブクレードは日本人男性の約12.8%に見られ、Yfullによると、その最近共通祖先は約1900年前に遡るとされている。
約1900年前とはどのような時代か。稲作が日本列島に持ち込まれた弥生時代の始まりが今から3000年前の紀元前1000年頃とされる。そこから約1000年が経過した頃、すなわち西暦1〜2世紀、奴国の王が後漢の光武帝から金印を授かった時代に近い。列島に王権が生まれ始めた、まさにその時代だ。
現代日本人男性の約20人に1人以上が、この一人の男性から父系を引いている計算になる。それほどの父系の広がりを残せた人物が、歴史の表舞台と無縁であったとは考えにくい。D-Z1500の祖先が天皇家の始祖ではないかという説が語られるのは、こうした背景がある。
縄文系の私としても、天皇のY染色体ハプログループが縄文系のD1a2aである可能性は十分にあると思っている。
勾玉という証拠

天皇が縄文系であるというのは三種の神器にも暗示されている。三種の神器は、剣・鏡・勾玉である。
このうち勾玉は、縄文時代から縄文人、すなわちD1a2aの人々によって作られ、受け継がれてきたものだ。縄文人の魂そのものといってよい。
そして天皇の継承において、この勾玉は父から息子へと受け継がれる。父系によってのみ伝わる。言い換えると、天皇であるためには、勾玉という縄文人の魂が父から息子へと受け継がれている必要がある。天皇であるという証それ自体が縄文人の魂たる勾玉を受け継いでいるということである。
ここに私は一つの対応関係を見る。
Y染色体もまた、父から息子へとのみ伝わる。もし天皇のY染色体ハプログループがD1a2aであるならば、勾玉の伝達とY染色体の伝達は、完全に一致することになる。縄文人の魂と、縄文人の父が、同じ経路で同じ人々の間を流れてきたことになる。
私にはこれが偶然とは思えない。
たとえ縄文人の肉体が弥生人によって滅ぼされたとしても、縄文人の魂は勾玉と共にここにいるよ!と言っているように私には感じる。もちろん、これは縄文人の私の霊感に過ぎないけれども…。
神武遠征

神武天皇は伝説上の初代天皇であるが、神武遠征では、神武天皇は日向から奈良へと移動した。この日向という地域は現在の宮崎県にあるが、この宮崎県は縄文人の遺伝子が濃い地域である。
つまり、初代天皇は縄文人の濃い地域から奈良へと移動した。この場合、初代天皇の父系が縄文人であった可能性は十分にある。

関連
Wikipedia:約12.8%という情報はここから。
大凌河:大凌河は遺伝学に非常に詳しい。彼はおそらくこの論文からD-Z1500を算出した可能性がある。

天玄:天玄もまた遺伝学に詳しい。彼の計算によると、西日本におけるD-Z1500の割合は14%であるらしい。ただし、俺は彼がどのような論文からこの数値を導きだしたのかがわからない。

Dii:Y染色体ハプログループD1a2a系統と皇統に関する仮説的考察。Diiは天皇のY染色体ハプログループが縄文系のD1a2a(D-Z1500やD-Z1504)であることを具体的に予想してる。
Samurai DNA:ここでも、天皇のY染色体がD1a2a系統でないかと予想している。
雑記帳:天皇のY染色体ハプログループ(追記有)。天皇のY染色体が縄文系のD1a2aである可能性が述べられている。
TatsuyaYokohori:大和王権の力の源泉。ここでも、天皇が縄文系でないかと憶測されている。
